京都フィールドワーク その１

皆さんは、社会科が好きですか。
社会科を苦手とする人が身近にいる人も多いのではないでしょうか。
苦手な人の多くは「社会科は暗記教科」というイメージをもっています。
そもそも「社会科は暗記教科」というイメージがいただけません。
本来の社会科は、世の中（社会）の出来事について「なぜ、そうなのだろう」「それでは、こうなるのではないのか」などと考え、探究する教科です。
社会科が好きな人は、旅行に出かけた時などに、「この畑は何を栽培しているのだろう」「高速道路が開通して、工場が増えたな」「〇〇城は、地形を上手に利用しているな」など、常に探究しています。
そして、それこそが社会科の醍醐味です。（ブラタモリのタモリさんはいい見本です。）
京都には、社会科好きにとって、探究したくなる場所がたくさんあります。

例えば、琵琶湖疏水。
京都市で小学校時代を過ごした皆さんにとっては、社会科の定番教材ですね。
蹴上のインクラインや南禅寺の水路閣が有名です。


実は、琵琶湖疏水は京都ノートルダム女子大学の近くにも流れています。


実際に「大津～蹴上」「二条城前～蹴上」と琵琶湖疏水を歩いてみました。
そうすると、京都の発展と琵琶湖疏水の関係、現在の琵琶湖疏水がどのように活用されようとしているのかが見えてきます。
そして、先人の知恵と努力には感嘆させられます。

今さら、紹介するまでもありませんが、京都には魅力的な史跡名所がたくさんあります。
時間を見つけて、これらの場所をタモリさんの真似をしながら歩くのは、楽しいものです。
これからも京都フィールドワークの様子を時折紹介できればと考えています。
自由な時間がたくさんある学生時代を、このような楽しみを見つけつつ、京都で過ごしてみるのはいかがでしょうか。