2022年09月29日
特別支援教育の地域との連携からの学び
今日は、特別支援教育の地域との連携からの学びについて紹介します。
せんせいのたまごブログをチェックしてくれている皆さんは京都ノートルダム女子大学こども教育学科では、特別支援教育について学ぶことができることは既に知ってくれていますね。現に特別支援教育ゼミには、特別支援学校の教員免許を取得しない幼児教育コースのゼミ生がいます。障害児保育等について学び、卒業論文をまとめていくようです。
さて、今日はこの事がテーマではありません。
せんせいのたまごブログをチェックしてくれている皆さんは京都ノートルダム女子大学こども教育学科では、特別支援教育について学ぶことができることは既に知ってくれていますね。現に特別支援教育ゼミには、特別支援学校の教員免許を取得しない幼児教育コースのゼミ生がいます。障害児保育等について学び、卒業論文をまとめていくようです。
さて、今日はこの事がテーマではありません。
現在、京都府立南山城支援学校と連携して、学科横断型のプロジェクト型学修を進めています。具体的には、こども教育学科 特別支援教育ゼミ 太田研究室と生活環境学科 住環境ゼミ 竹原研究室が協働し、障害のある人もない人も共に学べる図書館等の構築に向けた協働を進めています。


本格的には、これからになるのですが、特別支援学校で学ぶこどもたちと地域のこどもたちの自然なふれあいの場、高齢者を含む地域の人たちの憩いと語らいの場となる様に考えているところです。
先日、現地の南山城支援学校を見学し、高等部の皆さんの部活に参加したり、校舎見学をしたり、学校の概要やプロジェクトの説明を聞いたり、意見交換をしたりしました。
今後学びに進捗があれば、紹介したいと思います。ご期待下さい。
2022年09月20日
先生に求められる危機管理
つい先日、新聞報道等で、こども園の3歳園児が、送迎バス内で、心肺停止の状態で見つかり、死亡したという記事が掲載されていました。昨年7月にも5歳の園児がバス内に取り残され、熱中症で亡くなるという痛ましい事件があったばかりです。
二度とあってはならないことなのですが、どうして繰り返されるのでしょうか?
世の中の多くの人が、学校や園でこどもの命が奪われることが生じるなど、夢にも思っていないでしょう。それだけに、衝撃は大きいですね。

こどもを預かる学校や園の先生には、特に危機管理能力が求められます。
後期からはじまる「教育経営論」の授業では、学校の安全指導や安全管理についても学習します。その中で、クライシスマネジメントやリスクマネジメントについて、事例をもとに考えを深めます。詳しいことは授業の中で話しますが、リスクマネジメントでは、常に最悪のケースを想定して対応することが求められます。
学校や園は、こどもの望ましい成長を促すためにより質の高い教育を提供することが重要なのですが、その前提として、何よりもこどもの「命」を守りきる、保障することが大切なのです。
河佐 英俊


2022年09月10日
愛すべき教材 ~『鳥獣戯画』を読む~

「『鳥獣戯画』を読む」という教材をご存じですか。光村図書小学6年生の国語の教科書に11年間掲載され続けている息の長い教材です。
私とこの教材との出会いは,9年前に遡ります。先生方に国語科の授業を公開することになり,教材研究に取り組みました。「この教材の魅力は?この教材で教えることは?」繰り返し文章を読み,分析していきます。
しかし,教師は,教材研究で分かったことの全てをこどもに教えるわけではありません。その中から,新鮮な素材だけを取り出し,レシピを工夫して,おいしい料理を提供する,それが授業づくりだと思うのです。
新鮮な素材は「教材の魅力」,レシピは「学習の展開」,おいしい料理は「こどもと教師とが共に創る学習そのもの」。実際の授業に至るまで,教師はいくつもの壁を乗り越えます。しかし,私の教材研究は一筋縄にはいかず,段々と自分を苦しめる教材が憎くなってきました。『鳥獣戯画』のウサギが,自分を挑発しているようにも思えてきました。
しかし,教材研究を続けると,「この教材のことを一番理解しているのは私だ。愛しているのは私だ。」という悦に入る瞬間がやってきます。そこでやっと自分に余裕ができ,授業中ではこどもの声に耳を傾けることができるのです。
今では,「『鳥獣戯画』を読む」は私の一番愛する教材です。そして,その絵を身近なところで見かけると,ついつい目が行ってしまいます。学生たちには,教材に愛情をもつ教師になってほしいです。
廣口 知世