2022年12月05日
ペットボトルツリー
12月2日にクリスマスイルミネーションの点灯式が行われ、庭のペットボトルツリーにも明かりが灯りました。
このツリーは、2015年に「リレー・フォー・ライフ」が本学のアリーナ(体育館)で開催されたときに作られたものがもとになっています。この活動は、がん患者さんやその家族を支援し、地域全体でがんと向き合い、がん制圧を目指すチャリティ活動です。そこで行われる「夜通し歩くイベント」のシンボルとしてペットボトルタワーを作りました。体育館に設置された初代のものは、シャンパンタワーのように、ペットボトルとドーナツ状の円盤を交互に重ねたものでした。同じ高さのペットボトルを集めるのは中々大変でしたが、この時に集めたペットボトルをそれ以降毎年使っています。
ちょうど2015年は、国連サミットにおいて、世界のすべての人が取り残されずに、安全安心な人間らしい暮らしができること、地球に住み続けられるよう環境問題も解決・改善することを目指して「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が合意され、17の目標が定められた…すなわちSDGsの取組がスタートした年でもあります。
その後、屋外での開催もあり、雨や風にも耐えられるように、木製の骨組みに竹箸を挿し込み、それでペットボトルを支える現在のスタイルになりました。使うペットボトルの数も、およそ1000個となりました。その多くは7年間毎年使っているもので、これもSDGsの取組の一つではないかと思います。
これまで大学の正門を入って、正面に見えるユージニア館の3階に設置していましたが、昨年から屋外の庭に設置しています。
こども教育学科の学生や教職員による手作りのクリスマスツリー、ぜひご覧ください。
藤本陽三
藤本陽三
Posted by 京都ノートルダム女子大学こども教育学科
at 08:25
│せんせいのたまごセミナー