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2020年02月21日

学部共通科目「病児の発達と支援」の紹介

後期試験が終わった2月上旬より現代人間学部共通科目「病児の発達と支援」の集中講義が行われました。
現代人間学部共通科目とは、こども教育学科のほか、心理学科、福祉生活デザイン学科の3学科の学生が共に学べる科目です。しかし、半数以上はこども教育学科の学生だったので、ここで少し紹介しますね。

この科目の教育目標は、
「病気を抱える子どもたちの苦しみを理解し、発達を支援する方法を学ぶ。すなわち、小児科病棟でのボランティア活動をモデルに、病気の子どもたちのサポートのあり方を理解していく。そこで、小児科病棟が求めるボランティアについて、医師や看護師などの立場から概説する。次に、子どもたちが直面する疾患の基本的な知識や心のケアについて学ぶ。また、子どもたちをサポートするための発達に沿った遊びの役割や、手技などの実践を学習する。この際、グループ単位の演習形式を取り入れ、それぞれの意見を取り入れながら、一つのものを完成させることで、協働について学ぶ。院内学級での支援についても、現場を見学し、院内学級を担当している講師からその実際を学ぶ。さらに、ボランティアをする学生自身のケアについても学ぶ。最終的に、学生が小児医療ボランティアに精通し、実践できるようになる。」
とシラバスに掲載されています。
京都府立医科大学での授業風景
(京都府立医科大学では、こんな素敵な教室で学ぶんです。)

京都府立医科大学附属病院では、医師や看護師から学び、実際に小児病棟を見学したり、京都市立桃陽総合支援学校では授業参観や病棟を見学し、先生方から講義を聞いたりします。写真はそんな学びの様子の一部です。
特別支援学校での学び
院内分教室のwebからの教室・授業見学
この写真は、Web会議を通した院内分教室の教室や授業の様子の見学の様子です。最先端のICT環境で、授業されているんです。

病気のこどもって特別ではなく、あたりまえに遊びたいし、勉強をしたいという声を聞きます。むしろ、病気でできないことが多い分、友達と遊びたい!!勉強をやりたい!!という気持ちが高まっている姿がみられます。
教育や保育の現場では、病気で通学ができないこどもがいます。こども教育学科の卒業生は、そんなこどもの気持ちに寄り添える先生になってほしいなあと願っています。



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Posted by 京都ノートルダム女子大学こども教育学科  at 12:11 │大学・学科の紹介