2022年06月24日
-オノマトペ-
コロナ禍が続く中、運動不足の子どもたちにとって、体育の授業や運動あそびの時間は、体力づくりにおいてとても大切な時間です。先日、ある小学校の体育の授業を見る機会がありました。みなさんは得意でしたか?苦手でしたか?器械運動の「マット運動」の時間でした。この授業の中で「ふわっと」や「ピタッと」という言葉が、子どもたちの口から出ていました。これらの言葉について紹介します。
みなさんは、オノマトペという言葉を耳にしたことがありますか。オノマトペというのは、擬音語・擬態語を意味するフランス語のことです。擬音語・擬態語は五感による感覚印象を言葉で表現する言語活動を表します。その中でも、運動・スポーツ領域で活用されている擬音語・擬態語のことをスポーツオノマトペといいます。運動・スポーツ領域でオノマトペが使用される場合、運動の「コツ」を表現する際の言葉として使用されることが多いのが特徴です。動きのパワー、スピード、持続性、タイミング、リズムを表現する言葉として使われています。マット運動で他にもこのようなオノマトペがありました。
【マット運動でのオノマトペ】
とび前転・・・ふわっと跳ぶ
倒立・・・ピンと伸ばす
後転・・・グッと押す
最後のポーズ・・・ピタッと止まる
技と技のつなぎ・・・クルッと向きを変える
これらのような子どもたちにとって有効な言語活動を活かして、日々の体育授業が充実していくことを願っています。
髙田 佳孝
みなさんは、オノマトペという言葉を耳にしたことがありますか。オノマトペというのは、擬音語・擬態語を意味するフランス語のことです。擬音語・擬態語は五感による感覚印象を言葉で表現する言語活動を表します。その中でも、運動・スポーツ領域で活用されている擬音語・擬態語のことをスポーツオノマトペといいます。運動・スポーツ領域でオノマトペが使用される場合、運動の「コツ」を表現する際の言葉として使用されることが多いのが特徴です。動きのパワー、スピード、持続性、タイミング、リズムを表現する言葉として使われています。マット運動で他にもこのようなオノマトペがありました。
【マット運動でのオノマトペ】
とび前転・・・ふわっと跳ぶ
倒立・・・ピンと伸ばす
後転・・・グッと押す
最後のポーズ・・・ピタッと止まる
技と技のつなぎ・・・クルッと向きを変える
これらのような子どもたちにとって有効な言語活動を活かして、日々の体育授業が充実していくことを願っています。
髙田 佳孝
Posted by 京都ノートルダム女子大学こども教育学科
at 13:02
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