2022年02月02日
せんせいのたまごセミナー ~幼児の健康づくり大作戦②~
こどもたちの生活において夜型化、睡眠時間の減少傾向などが進行しており、朝食欠食や質の低下、量の少なさ、朝の排便のなさ、朝の活動量の少なさ、日中の注意力や集中力の低下など、悪影響を及ぼしています。
この生活の改善方法として、昔から、早寝・早起き・朝ごはんが大事であると言われていますが、日中の運動あそびを積極的に奨励していくことが、睡眠リズムをはじめとする生活リズム向上の大きな誘因となることを「2021年6月8日のせんせいのたまごセミナー」でとりあげました。
今回は、朝の排便についてです。こどもが便秘にならず、毎日どこかのタイミングで排便できていればよいと考える大人は少なくありません。しかし、朝の排便習慣がみについていると、日中、腹痛が出たり、あそびを中断してトイレに行ったりすることなく、あそびに集中することができます。
これは、小学校での生活を考えても、朝の排便習慣が幼児期に身についていることが望まれます。早寝早起きで、朝ごはんを食べる習慣の身についている5歳児の中でも、朝、排便するこどもとそうでないこどもの日中の力発揮の状態を比較すると、朝、排便するこどもの方が良い結果もでています。
夕飯後、就寝している間に便が準備され、朝、空っぽの胃に朝ごはんが入っていくと胃腸が動き出し、便意をもよおします。このように、生理的に排便しやすいのは、朝なのです。
食べてから便になるまでのだいたいの時間はきまっているため、規則正しい食事のリズム、さらに、食物繊維の摂取、適度な水分、運動も必要です。
こどもたちの健やかな成長を願って、早寝、早起き、朝ごはん+運動+“朝の排便”に、注目してみましょう。

この生活の改善方法として、昔から、早寝・早起き・朝ごはんが大事であると言われていますが、日中の運動あそびを積極的に奨励していくことが、睡眠リズムをはじめとする生活リズム向上の大きな誘因となることを「2021年6月8日のせんせいのたまごセミナー」でとりあげました。
今回は、朝の排便についてです。こどもが便秘にならず、毎日どこかのタイミングで排便できていればよいと考える大人は少なくありません。しかし、朝の排便習慣がみについていると、日中、腹痛が出たり、あそびを中断してトイレに行ったりすることなく、あそびに集中することができます。

これは、小学校での生活を考えても、朝の排便習慣が幼児期に身についていることが望まれます。早寝早起きで、朝ごはんを食べる習慣の身についている5歳児の中でも、朝、排便するこどもとそうでないこどもの日中の力発揮の状態を比較すると、朝、排便するこどもの方が良い結果もでています。
夕飯後、就寝している間に便が準備され、朝、空っぽの胃に朝ごはんが入っていくと胃腸が動き出し、便意をもよおします。このように、生理的に排便しやすいのは、朝なのです。

食べてから便になるまでのだいたいの時間はきまっているため、規則正しい食事のリズム、さらに、食物繊維の摂取、適度な水分、運動も必要です。
こどもたちの健やかな成長を願って、早寝、早起き、朝ごはん+運動+“朝の排便”に、注目してみましょう。
Posted by 京都ノートルダム女子大学こども教育学科
at 16:53
│せんせいのたまごセミナー