2021年09月12日
せんせいのたまごセミナー~コロナ禍の運動会
蝉の声がにぎやかしいほどだったのに、いつの間にか、秋の虫の声に変わり、大学の噴水周りの芝生の上をトンボが飛び回るようになりました。

9月になると、保育園や幼稚園、認定こども園などでは、運動会に向けた活動が保育の中で展開されていくようになります。皆さんの幼児期の運動会では、どのような思い出があるでしょうか?入場行進や準備体操、親子競技、ダンス、組体操、鼓笛隊、年長児リレーなどで、頑張ったことや褒めてもらえて嬉しかったこと、チーム戦で負けて悔しかったことなど、様々な思い出があるのではないでしょうか。
昨年度は、新型コロナウイルス感染症の拡大により、運動会を中止したり、規模を縮小したりしての開催を余儀なくされました。そして、今年も緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が発出されたことにより、3密(密集、密接、密閉)を避け、感染予防をしながらの活動、運動会を計画しなければならない状況です。
これまでの運動会では、全園児とその家族が集まり、友だちや保護者と協力して行う競技や演技が多く行われていましたが、感染予防として、密集せず、密接しない運動会を企画しなければなりません。そのため、これまでのプログラムの変更、保護者の参加は、各家庭○名までと決めて、観覧席の場所を広げたり、感染予防対策のルールづくりをしたりなど、新たな運動会の計画が必要となってきます。具体的には、開会式や閉会式の短縮、プログラムを縮小、準備体操時や整列時、演技・競技中の子ども同士の距離・間隔を広めにとる、複数の人が同じ運動遊具などを共有しない、応援は大声を出さず、拍手をする、用具を打ち鳴らすなど、検討しなければなりません。

皆さんの思い出の種目について、密接、密集にならず、物の共有も極力ないようにしながらも、子どもたちが明るく伸び伸びと体を動かし、充実感を味わえるような内容にするために、どのような工夫、配慮ができそうでしょうか?現場の先生たちは、昨年度の反省点を生かしながら創意工夫をし、子どもたちと試行錯誤しながら、運動会に向かって活動しています。保育士資格の取得を目指す2年生は、夏季休暇中に、おおむね10日間、保育所での実習を行っており、9月に実習に行っている学生さんたちは、この過程を実体験しています。
運動会は、1年間の中でも大きな行事の1つですが、決して無理はせず、園生活の自然の流れの中で、子どもたちが主体的に楽しく活動できるようにすることやプログラム一つ一つの教育的効果を十分検討し,子どもたちにとって適切なものが精選されることが望ましいことを、新型コロナウイルス感染予防を機に、今一度、再認識しました。

9月になると、保育園や幼稚園、認定こども園などでは、運動会に向けた活動が保育の中で展開されていくようになります。皆さんの幼児期の運動会では、どのような思い出があるでしょうか?入場行進や準備体操、親子競技、ダンス、組体操、鼓笛隊、年長児リレーなどで、頑張ったことや褒めてもらえて嬉しかったこと、チーム戦で負けて悔しかったことなど、様々な思い出があるのではないでしょうか。
昨年度は、新型コロナウイルス感染症の拡大により、運動会を中止したり、規模を縮小したりしての開催を余儀なくされました。そして、今年も緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が発出されたことにより、3密(密集、密接、密閉)を避け、感染予防をしながらの活動、運動会を計画しなければならない状況です。
これまでの運動会では、全園児とその家族が集まり、友だちや保護者と協力して行う競技や演技が多く行われていましたが、感染予防として、密集せず、密接しない運動会を企画しなければなりません。そのため、これまでのプログラムの変更、保護者の参加は、各家庭○名までと決めて、観覧席の場所を広げたり、感染予防対策のルールづくりをしたりなど、新たな運動会の計画が必要となってきます。具体的には、開会式や閉会式の短縮、プログラムを縮小、準備体操時や整列時、演技・競技中の子ども同士の距離・間隔を広めにとる、複数の人が同じ運動遊具などを共有しない、応援は大声を出さず、拍手をする、用具を打ち鳴らすなど、検討しなければなりません。

皆さんの思い出の種目について、密接、密集にならず、物の共有も極力ないようにしながらも、子どもたちが明るく伸び伸びと体を動かし、充実感を味わえるような内容にするために、どのような工夫、配慮ができそうでしょうか?現場の先生たちは、昨年度の反省点を生かしながら創意工夫をし、子どもたちと試行錯誤しながら、運動会に向かって活動しています。保育士資格の取得を目指す2年生は、夏季休暇中に、おおむね10日間、保育所での実習を行っており、9月に実習に行っている学生さんたちは、この過程を実体験しています。
運動会は、1年間の中でも大きな行事の1つですが、決して無理はせず、園生活の自然の流れの中で、子どもたちが主体的に楽しく活動できるようにすることやプログラム一つ一つの教育的効果を十分検討し,子どもたちにとって適切なものが精選されることが望ましいことを、新型コロナウイルス感染予防を機に、今一度、再認識しました。
Posted by 京都ノートルダム女子大学こども教育学科
at 17:38
│せんせいのたまごセミナー