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2020年12月27日

せんせいのたまごセミナー~こどもが楽しく分かる社会科授業 京都フィールドワークその2

こどもが楽しく分かる社会科授業

京都フィールドワーク その2(3月1日のつづき)

「こどもが楽しく学ぶ社会科授業」とは、どんな授業でしょうか。
「こどもが分かる社会科授業」とは、どんな授業でしょうか。
このようなことを、講義をとおして、学生の皆さんと考えています。
答えは、学生の皆さん自身に見つけてほしいと願っています。
そのためにも、学生さん自身が「楽しいな」「分かった」といってくれる講義を目指して日々取り組んでいます。

さて、社会科を好きになるためにおススメしたいのがフィールドワークです。
京都はフィールドワークしたくなる場所がたくさんあります。
本日はその紹介の第2弾です。

歴史好きなら一度は見てみたい方広寺の梵鐘。
「国家安康」「君臣豊楽」で大坂の陣のきっかけになったという梵鐘です。
方広寺に行けば、実際に見ることができます。
豊臣秀吉が発願した大仏を安置するために創建されたお寺なのは有名な話です。
方広寺の梵鐘



方広寺から北に数百メートル歩けば、六波羅蜜寺というお寺があります。
ここでは、空也上人立像や平清盛坐像などを拝観することができます。
なぜ、ここに平清盛の有名な坐像があるのか。
中学校社会科歴史的分野や高校日本史で勉強しましたね。
六波羅は平氏の拠点であった場所であり、鎌倉時代には六波羅探題が置かれた場所です。
行ってみると、なぜこの周辺に武家の拠点が置かれたのかがよく分かります。
六波羅蜜寺




数日前、社会の講義を履修している学生さんからうれしい報告を聞きました。
講義でフィールドワークの話を聞いて、金閣、銀閣周辺を、地形を気にしながら自転車で探索したとのことでした。
タモリさんもびっくりです。
昨今の情勢に配慮しながら行ってきてくれたようです。

自由な時間がたくさんある学生時代を、このような楽しみを見つけつつ、京都で過ごしてみるのはいかがでしょうか。




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Posted by 京都ノートルダム女子大学こども教育学科  at 15:11 │せんせいのたまごセミナー