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2020年11月17日

せんせいのたまごセミナー~電子ピアノのコロナ対策

本学では9月25日から対面授業が始まりましたが、三密を避けるため、いつもの教室使用を控え、分散して座れるように広めの教室に変更する授業が多いです。
ピアノのシールド

 そのようななか、電子ピアノが並んでいる教室はユージニア別館地下の2部屋のみ。小さな大学ですので設備もつつましく授業をしております。前期は教員の私がマスクとフェイスシールド、薄手のゴム手袋をして授業をしていました。手袋の指先には汗が溜まり、シールドは息でときどき曇り、窓とドアを開けっぱなしにしていても、頭がクラクラしそうでした。他の教室で分散して座ってもピアノが無ければ授業になりませんので、後期からは電子ピアノごとシールドで囲うことになりました。8月下旬から9月上旬の、まだ猛暑が残る中で、施設課の用務員さんたちが2部屋合計46台分のピアノのシールドを、一生懸命作って下さいました。感謝です。
 すでに7回の授業を終えましたが、初回授業では、学生さんたちは6月から7月の約1ヵ月しかできなかった対面授業以来の再会で、このような不自由なシールドの中でも、却って楽しそうなその姿に救われる思いでした。6月の前期での対面授業では設置していなかったこのシート、残念なところが一つだけ、透明度が少し良くないので、後ろの席の学生さんからは教員の顔が見えにくいですが、通常以上に工夫を凝らした授業にせねばならないことを痛感しました。
ピアノのシールド

シールドがあるために黒板の説明が見えない学生さんたちにはzoomを使いながら受講してもらっています。また、前もって授業の一部をスライド配信することもあります。工夫を重ねていくうち「これ!」と思ったときには、もう後期も終わりに近づいているような気もしますが、どうせ終わりになるのなら、授業期間ではなくてコロナであって欲しいですね。




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Posted by 京都ノートルダム女子大学こども教育学科  at 15:39 │せんせいのたまごセミナー