2020年11月26日
せんせいのたまごセミナー~「教師の仕事」~こどもを理解することから
先日、京都ノートルダム女学院高等学校1年生が本大学での体験授業に参加してくれました。テーマは『「教師の仕事」~こどもを理解することから~』です。平常(90分)の約半分の40分授業でしたが、参加してくれた生徒さんは、とても熱心に学習していました。
学習内容ですが、まず、教師を目指す上で必要な条件について説明しました。
①教職に対する強い情熱
②教育の専門家としての確かな力量
③総合的な人間力
などがあげられます。
当日は、②の教育の専門家として「こどもを理解する」とはどういうことかについて考える授業でした。
☆子どもを理解するには様々な手段や方法があります。
*日常の観察
*日常の会話(コミュニケーション)
*家庭訪問
*指導記録(教師)
*日記
*テストや検査
*他者からの情報 (地域・他の先生・友達など)
等々があります。
★子どもを理解する上で注意しなければならないこともあります。
〇思い込み
〇先入観や偏見
〇レッテル貼り
上記のことは、意識しないうちに「相手」をそのように見ているかもしれません。
子どもを理解する上で大切にしたいことは、
①「温かい理解 」
これは、簡単に言うと出来るだけ子どもと向き合って目の前にいる子どもを温かく包み込むように理解することです。
②「前向きの理解」
過去の客観的なデータも大切ですが、その記録だけで「あの子は以前こうだった」という後ろ向きの理解ではなく、現実の状況をしっかり理解することが大切です。
③「開かれた理解」
子どもを理解するとき、個だけでなく個と集団の関係の中で理解することが大切です。温かい学級の中にいると温かい気持ちになって友達に接することができるけど、ギスギスした学級のなかだと、温かい気持ちになることは難しいですね。
さて、当日は、子どもを理解する方法として、日記を取り上げました。
1年生の女の子(T子)が書いた日記です。下記に紹介しますので、読者の皆さんも女の子の気持ちを考えてみてください。あなたが担任の先生なら日記の返事をどのように書きますか?

こども教育学科 河佐英俊
学習内容ですが、まず、教師を目指す上で必要な条件について説明しました。

①教職に対する強い情熱
②教育の専門家としての確かな力量
③総合的な人間力
などがあげられます。
当日は、②の教育の専門家として「こどもを理解する」とはどういうことかについて考える授業でした。
☆子どもを理解するには様々な手段や方法があります。
*日常の観察
*日常の会話(コミュニケーション)
*家庭訪問
*指導記録(教師)
*日記
*テストや検査
*他者からの情報 (地域・他の先生・友達など)
等々があります。
★子どもを理解する上で注意しなければならないこともあります。
〇思い込み
〇先入観や偏見
〇レッテル貼り
上記のことは、意識しないうちに「相手」をそのように見ているかもしれません。
子どもを理解する上で大切にしたいことは、
①「温かい理解 」
これは、簡単に言うと出来るだけ子どもと向き合って目の前にいる子どもを温かく包み込むように理解することです。
②「前向きの理解」
過去の客観的なデータも大切ですが、その記録だけで「あの子は以前こうだった」という後ろ向きの理解ではなく、現実の状況をしっかり理解することが大切です。
③「開かれた理解」
子どもを理解するとき、個だけでなく個と集団の関係の中で理解することが大切です。温かい学級の中にいると温かい気持ちになって友達に接することができるけど、ギスギスした学級のなかだと、温かい気持ちになることは難しいですね。
さて、当日は、子どもを理解する方法として、日記を取り上げました。
1年生の女の子(T子)が書いた日記です。下記に紹介しますので、読者の皆さんも女の子の気持ちを考えてみてください。あなたが担任の先生なら日記の返事をどのように書きますか?

こども教育学科 河佐英俊
Posted by 京都ノートルダム女子大学こども教育学科
at 08:28
│せんせいのたまごセミナー