2020年09月16日
せんせいのたまごセミナー~ピアノの授業その2
ピアノの授業その2:楽譜を理解するには、書けるようになること
ピアノの授業では楽譜を書くこともやっています。楽譜を書くには、当たり前ですが楽譜の知識が必要です。授業ではどんな間違いが多いのかちょっとだけバラしましょう説明しましょう。
♪ 左側のカッコが抜けている(譜例1)

メロディーだけ書いてある五線なら、楽譜の一番左端はト音記号です。でも、両手の楽譜は右手で弾く五線 と左手 で弾く五線の2段が必要ですから、左端は線を引っ張って2段を一つにまとめ、しかもカッコ(譜例1の赤の四角で囲った部分)でくくらないといけません。この、カッコを忘れる人が続出しました。ピアノ経験者でもです。いかにみんな楽譜をきちんと見ずに、音符だけ見てピアノを弾いているかがわかります。
♪ 右手と左手の音符の位置がずれている・・・これだけでは意味が解りませんが、譜例2を見てください。どちらが見やすい楽譜か一目瞭然ですね 。


♪ 伴奏の音符がおかしい・・・(譜例3)の間違いがわかりますか?
この曲は4分の3拍子です。1小節ごとに四分音符(=1つで1拍)が3つ入る長さ、という意味です。1小節目は、和音を延ばしっぱなしで弾くなら付点2分音符(1つで3拍)が1個必要ですが、これは全音符(1つで4拍延ばす)になっていますね。次の小節では和音を3回弾いていますが、四分音符3つでなければならないのに、これでは2拍の音符が3つ並んでいますから、合計6拍になってしまいますね・・。
このあたりでもう、ワケがわからなくなってきましたか?でもきちんと説明を聞けば必ずわかります。音符の名前と形と長さについて覚えれば大丈夫ですよ。とくに、保育士試験を受けて資格を取得しようと計画している人は、音を聞いてドレミがわかる必要は全くないけれど、音楽理論をしっかり覚えないと、試験に出るんですよ~。でも、初等教育コース(小・特・幼)で小学校教員免許、特別支援学校教員免許を取得、4年の間に保育士試験を受けて合格すれば、乳児~12歳まで網羅している先生になれますよ!
ピアノの授業では楽譜を書くこともやっています。楽譜を書くには、当たり前ですが楽譜の知識が必要です。授業ではどんな間違いが多いのかちょっとだけバラしましょう説明しましょう。
♪ 左側のカッコが抜けている(譜例1)

メロディーだけ書いてある五線なら、楽譜の一番左端はト音記号です。でも、両手の楽譜は右手で弾く五線 と左手 で弾く五線の2段が必要ですから、左端は線を引っ張って2段を一つにまとめ、しかもカッコ(譜例1の赤の四角で囲った部分)でくくらないといけません。この、カッコを忘れる人が続出しました。ピアノ経験者でもです。いかにみんな楽譜をきちんと見ずに、音符だけ見てピアノを弾いているかがわかります。
♪ 右手と左手の音符の位置がずれている・・・これだけでは意味が解りませんが、譜例2を見てください。どちらが見やすい楽譜か一目瞭然ですね 。


♪ 伴奏の音符がおかしい・・・(譜例3)の間違いがわかりますか?

この曲は4分の3拍子です。1小節ごとに四分音符(=1つで1拍)が3つ入る長さ、という意味です。1小節目は、和音を延ばしっぱなしで弾くなら付点2分音符(1つで3拍)が1個必要ですが、これは全音符(1つで4拍延ばす)になっていますね。次の小節では和音を3回弾いていますが、四分音符3つでなければならないのに、これでは2拍の音符が3つ並んでいますから、合計6拍になってしまいますね・・。
このあたりでもう、ワケがわからなくなってきましたか?でもきちんと説明を聞けば必ずわかります。音符の名前と形と長さについて覚えれば大丈夫ですよ。とくに、保育士試験を受けて資格を取得しようと計画している人は、音を聞いてドレミがわかる必要は全くないけれど、音楽理論をしっかり覚えないと、試験に出るんですよ~。でも、初等教育コース(小・特・幼)で小学校教員免許、特別支援学校教員免許を取得、4年の間に保育士試験を受けて合格すれば、乳児~12歳まで網羅している先生になれますよ!
Posted by 京都ノートルダム女子大学こども教育学科
at 12:05
│せんせいのたまごセミナー